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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第24章 小鳥遊家ー華麗なる一族
ドレスとかって、大概はママが選んでいたから、あまり価値なんて考えていなかったかも。
ドレスは、薄い黄系のシンプルなカクテルドレスに、同色のサテンのヒール‥
宝飾品はピンクダイヤを散りばめた、連ネックレスとピアスと細いブレスレットのセット。
ママが選んだにしては、比較的大人しめなのにな。
「時々陽菜の価値観が分からん」
「私もこういうのは、価値観が分からないもん」
「あのな‥‥
此処だけ小鳥遊家のお嬢様するなよな」
「??
なんで???」
「ピンクダイヤの3点セット、簡単基準でも億単位だってんだ‥
少し自覚出来たか?」
「・・億単位・・」
うっ‥ママのやる事はとんでもないっての、頭から抜けてたよ‥
ママに会える方が嬉しくて‥‥
億単位って‥
私が一生働いたって、稼げない金額じゃないのよぉ―――!!
「漸く自覚出来たか‥
次が大変そうだ」
「・・・
またママに頼みます・・・」
そんなにするとは思わなかったの!
これで普通だった‥‥なんて言ったら、今度こそ雲母にため息吐かれそう。

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