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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第24章 小鳥遊家ー華麗なる一族



「・・・
あれは‥‥雅楽代(ウタシロ)相談役か、彼が来るなど珍しい」


「えっ!?」


少し遠いけど、あれは確かに雅楽代相談役‥
あっちにしておけば良かったわ、そして車にはもう1人?
どうやら本命はそっちみたいね、対応が丁寧過ぎるもの。


スタッフが車のドアを開け、雅楽代相談役が手を差し出しエスコート‥
いったい誰よ、こんな扱いを受ける女は!?



「・・・・・えっ!?」


助手席から降りたのは、長い髪で薄い黄のドレスを着た女‥
でも‥‥どこかで見た‥事がある??



「・・・!!
お味噌っ!?」


なんでお味噌が、雅楽代相談役のエスコートを受けてんのよ!


そこは私のポジションよ、あんなお味噌の場所じゃ無いわ!!


腹が立って、向こうに行こうとしたけど、警備に止められた?
なんで私が止められるのよ!?



「なんで‥‥なんでっ!!」


私がこんな場所なのに、あの味噌がレッドカーペットだなんてあり得ない!!


その場所は、私が一番相応しいのよ―――!!



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