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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第24章 小鳥遊家ー華麗なる一族
この場で凄い会話だなおい‥
陽菜の天然は親譲りなのか?
「本当に冗談だって、陽菜ったら本気にしてもう」
「・・・
ママのタイプでしょう・・・」
「あらら、信用無いわねぇー
まあ良いわ、ねえ陽菜ちゃん、今日のショーに出ない?
ラストの衣装が陽菜にピッタリなの、ねぇ――」
「私っ!?
無理無理!!」
また凄いな‥
話をぶった切ったと思ったら、陽菜への猛烈アプローチ、俺は口を挟まない方が良さそうだ。
「子供の頃に、ランウェイでのランウォークを教えたじゃない‥
まだ覚えているでしょう?」
「うっ‥覚えているけど‥‥」
「じゃあ大丈夫、トリの衣装だから激しい動きは求めないわ‥
でも、髪くらいカラーリングしようか??」
「どうしても?」
「どうしてもよ」
ランウォーク‥そんな覚えがあったのか‥
というより、そもそも外では使わんから、分からなくて通り。
しっかり子供の頃から仕込まれていたとはな‥
俺でさえ気付けなかった。