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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第24章 小鳥遊家ー華麗なる一族
テレビや誌面では良く見ていたが、実際の紫吹碧はそれ以上の迫力美人。
陽菜とはまた違った、大人の美しさというのか?
そんなものが紫吹碧にはある。
「ママ相変わらず‥」
「陽菜は少し痩せたかしら?
あ、でも胸は大きくなってるわね」
「そこっ!?」
「クスッ‥
冗談よ、ドレスも似合ってるわよ、流石ママの娘っ!」
「・・・もう・・・」
なるほど、溺愛というのはあながち嘘では無かったのか‥
迫力美人も人の親、娘には甘い‥それも激甘そうだな。
「・・・
それで‥そちらが雅楽代さんね、獅王から話は聞いているわよ‥
わざわざと、陽菜と付き合いたいと出向いた強者だって」
「・・・
雅楽代雲母です、獅王社長にはわざわざお会いして頂き、ありがたいと思っています‥
そして紫吹碧さんご本人に、お会い出来るとは思っていませんでした」
「くすくす‥
陽菜の頼みだもの、なかなか我が儘を言わない子だから、お願いくらい聞きたくもなるの‥
でも良い男ねぇー」
「ママっ!!」
「なぁに陽菜?」
「・・・
あげないもん・・・」
「・・ぷっ‥
どうやら固い陽菜の心を射止めたようね‥
あーあ、ちょっと残念」
「だからママっ!!」