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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第24章 小鳥遊家ー華麗なる一族
「陽菜かっ!?」
「うん、雲母‥‥どうかな??」
ちょっとだけドキドキ、だってウエディングドレスなんて、普通1回しか着れないものだから。
「凄く‥‥綺麗だな‥
髪色にウエディングドレスが合っている、ついでに開いた胸元も‥‥」
「っ!
き‥雲母っ!?」
思わず胸元を手で隠したけれど‥
雲母‥笑ってる??
「・・・
本当に凄く綺麗だ陽菜‥
これがチャペルだったら良かった、そう思うくらいだぞ?」
「・・・あ・・・」
少し目を細めて、軽く頬に触れ‥
その瞳は‥凄く優しい眼差し‥‥
「あ‥ありがとう‥
ママがね、また私用に新しいウエディングドレスを作るんだって」
「また??」
「私が16から毎年、ママはウエディングドレスを1着ずつ作っていたの‥
今年はまだだから、これから作るみたい、毎年恒例なのよね」
「そうか毎年な‥
陽菜用のウエディングドレスが見たいぞ俺は‥‥」
「それは‥‥
・・・・どうだろうね雲母・・・」
少しだけはぐらかしちゃった‥
私はまだ答えを言ってない、何時かはハッキリ言わなくちゃいけないのに、私はずっと誤魔化してる。