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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第24章 小鳥遊家ー華麗なる一族



(・・・
行っちまったか・・・)


ショーの順番があるからと、陽菜は呼ばれて行ってしまった‥
さて、俺はどうするべきか、今更客席というのもな。



(答えをくれそうでくれない、まだ気にしてるのか?)


問題が全て解決した訳じゃない、今はただ奏を退けただけに過ぎず、本命がまだ残っている‥
陽菜の一番の恐怖の対象‥悠久(ハルヒサ)が。


それを解決しない限り、陽菜は答えをくれないのかも知れない。



「・・・
良いかしら??」


少し考えに耽っていたら、目の前に立ったのは紫吹碧‥
こうして見ると、やはり陽菜に似ている。



「ランウェイ‥見にいかない?
もう少しで陽菜が出るわ」


「良いんですか?」


「舞台袖だもの大丈夫、それに見たいでしょう、陽菜がランウェイを歩く姿を‥」


「・・・えぇ」


「では行きましょう」


紫吹碧に連れられ、俺は舞台袖で陽菜の出番を見る事に‥
それにしても、忙しい紫吹碧が何故俺を此処に連れて来た??



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