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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第27章 雲母の一芝居ー真実ー



悔しいながら、天羽の作ったつまみは‥旨い。



「これで本当に一段落だろう‥
天羽は‥すぐ移れるのか?」


「流石にね、専務としての責任はあるよ、それは樹も同じ事‥
引き続きとかすると、ひと月くらいかな?」


「そりゃそうだ‥
社会人というより、人としてのモラルの問題だな」


「そういう事‥
ついでに辞めるのだったら、秘書2課は解散させようと思ってる‥
普通の秘書課に組み込めは、何ら支障は出ないからね」


「そうか、最後のケリは付ける気か‥
俺もそれが一番良いとは思うな」


疲れた身体に、ブランデーをひと口‥
これも久しぶりだ、陽菜が居るとあまり酒を飲まなくなった。


俺も少しは変化したか。



「どうせ樹が抜けたら、秘書2課は成り立たない‥
元々私は、秘書2課には反対だった、だから辞める駄賃に清算するつもり、これが一番良いんだよ雲母君?」


「ああ‥
セックス課なんてのが、普通はあり得ん話だ‥
消えるのか一番さ」


全てを0に‥天羽らしい考え、そして樹もそのつもり‥
ただ会社が普通に戻るだけの話、特別な事じゃないんだよ・・・



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