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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第29章 一緒に海外へー幸せー
「よく忘れてられるなお前は‥
という事は、俺が言った事も忘れた‥‥とは言わさんぞ?」
「それは忘れてないから」
日本を発つ前に、雲母に聞かれた事がある‥
私は‥‥頷いたけどね。
「もう一度聞く‥
本当に良いんだな陽菜?」
「勿論、その為にフランスに来たんだもの‥
雲母と‥‥‥「‥陽菜と結婚式を挙げる為‥
その為にフランスに来た、名実共に陽菜を奪う為にな」」
そう‥日本を発つ前‥
『本当に良いんだな陽菜‥
俺と結婚し、一生俺の妻で居る事‥本当に良いんだな?』
『良いよ‥
私はもう雲母しか見えていない、雲母じゃないとダメだもの』
『俺も陽菜じゃないとダメだ‥
‥愛してる陽菜‥‥』
『私も愛してる雲母‥‥』
これが日本での出来事、ママの話もあり式を挙げる為にフランスに来たのよ。
「私を奪って雲母‥‥」
「遠慮無く奪ってやるさ‥
一生俺の妻してろよ、他の男になど指1本触らせん、陽菜の全ては俺のモノだ」
「うん、良い奥さん出来るかな?」
「今のままで良い‥」
雲母の指が私の頬に触れて、何時もの触れるだけの優しいキス。