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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第33章 樹と天羽の悪巧みー秘書2課解散



「そういう判断で私ね‥
確かに悠久君と樹では相性が悪い、ああ雲母君もだったか‥‥」


あれだけで俺の原の内を読んだか、だから天羽が適任だって言うんだよ。



「・・・
俺より先に雲母の方がキレたがな‥
怒らせば一番ヤバいのは雲母だと、全員知っていた筈だぜ?」


「それは勿論、伊達に付き合いが長い訳では無いからね‥
それを言うのなら、雲母君と一番付き合いが長い樹が、良く理解をしていると思っていたが?」


「まあな‥‥
元来仲の良い兄弟とは言い難かったのは確か‥
決定的になったのは‥分裂した頃か、それまで奏(カナデ)は雲母に懐いていたからな、ありゃショックだっただろうよ」


「その奏君だが・・今度こそお見合いするそうだ‥
相手は此処と同じ規模くらいの社長のお嬢さん、身の丈は考えたらしい」


「少しは懲りたか?
それとも、漸く小鳥遊離れ出来たとも言うのか、相当凹んでいたからな」


「多少は聞いているよ‥
ついでに言えば、雲母君はそれすらもネタにしたとか」


あの動画か‥
奏には一応教えてやってたが、雲母が本当に使うとは‥
奏も大人しくなる筈だ。



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