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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第33章 樹と天羽の悪巧みー秘書2課解散
「業務停止中でも、秘書2課内は騒がしいようだね?」
「こりゃ珍しい、天羽専務が秘書2課に来るとは、明日は嵐か??」
本当に、天羽が此処に来るのは珍しいんだよ‥
秘書2課が出来て数回来たか?記憶にあるのはそんな程度。
「・・いい加減に役職名は要らないね樹?」
俺のデスクにちょこっと寄り掛かり、にこやか笑顔‥
どうせ辞めるんだ、役職名なんざ必要無い、そう天羽は言いたいんだろうさ。
「・・・
一応社内なんだがな‥天羽?」
「毎回毎回、樹に専務と呼ばれるよりは余程マシだね‥
本来専務職は樹の予定だった筈だよ?」
「俺が専務ってタマか?
天羽で良かったんだ、今でもこの判断は間違いじゃ無かったと思っている」
「そういうところは頑固のまま、私としては秘書2課で丸くなったと思っていたが‥」
「そう簡単に性格が変わるかよ‥
俺の短気じゃ専務は勤まらん、間違いなく衝突していただろう」
俺と雲母はある種似ている、そんな俺が随時悠久の側に居て見ろ、間違いなくキレてただろうさ。