パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第33章 樹と天羽の悪巧みｰ秘書２課解散

俺と天羽を悠久に託し、雲母は１人で独立‥
その数年後、卒業だった時雨を雲母が捕まえた。


時雨も俺達の事情は知っている、だからこそ良い片腕になり得た‥
そして今は小鳥遊も加わり、雲母の周りは順風満帆。



「雲母のところに移る前に、後始末はしないとな‥
悠久がこれ以上何か出来るとは思わないが、秘書２課だけは消滅させなきゃならん」


「それは私も同意見、そして雲母君のこの会社への最後の願いでもあるからね‥
密かに手は打っているよ、不要部門として会議に掛ける準備も終わっている」


「ほとんどは秘書課移動で済むだろうが、問題は唄姫なんだよ‥
移動させる場所が無い、重役から遠ざけ、尚かつ営業のような表には出ない部署、これがなかなかなぁ‥‥」


秘書課では近過ぎる、営業関係は表に出るから無理、人事や経理も考えたが、あの唄姫がやれるか？？



「彼女の元々の部署は？」


「マーケティングだった‥
その頃は、あんな性格では無く普通だったがな、困った移動させる一番良い場所か‥‥」


「くすっ‥
あるよ１つだけ、彼女らしい場所がね」


唄姫らしい場所？？