この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第33章 樹と天羽の悪巧みー秘書2課解散
「・・・
正面受け付け‥
近いようで遠く、対応はするが誘う事は出来ない、良い場所だと私は思うけどね樹??」
「・・・知能犯だなおい・・・」
確かに‥社員ほぼ全員が通るが、受け付けなどスルー‥
客対応がメインで、来客を誘う事も出来ず‥これは受け付けマニュアルで決まっている。
如何にも天羽が考えそうな部署だなこりゃ‥
俺だったら考え付かなかった。
「こればかりは適材適所、私は考える方だからね‥
残りは樹に任せるよ」
「残り??」
「行動力と口が上手いのが樹の特徴‥
だから、竜崎部長と成宮課長の説得を任せようかと思う」
「・・・そっちか・・・」
いや、これは俺が言い出したんだ、既に2人には時雨から話は舞い込んでいる筈、後は俺が説得しろって事だろ。
良いさ、やってやるよ‥
後始末は徹底的にだ。
「その代わり、秘書2課解体は任せて欲しい‥
行き掛けの駄賃だからね、最悪警察か厚労相に訴え‥こんな手も考えている」
「そっちも穏やかじゃ無いな」
「雲母君の鎖が上手く作用すると思うよ?」
計算ずくかよ‥
こういう暗躍は上手いからな天羽は。