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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第33章 樹と天羽の悪巧みー秘書2課解散



「樹の言い分にも一理あるね、1からやり直しがどれだけ大変か‥
それも考慮の内かな?」


『流石に俺の一存では‥
少々お待ち下さ‥‥‥えっ!?』


なんだ?
時雨の大声なんざ、めったに聞けんぞ??



『・・・
その声って、樹さんに天羽さんですよね??』


「おや、陽菜君が先に出たみたいだ」


「時雨から電話を取り上げたのかよ小鳥遊‥‥」


「陽菜ちゃん!?」


「小鳥遊君??」


『えっ?えっ?
もしかして竜崎部長に成宮課長??
その‥ごめんなさい、お礼も言えなかった状態で‥‥だけどどうして‥あっ!時雨さんっ!!』


・・・保留音・・・


向こうはどうなっているんやら‥
時雨も小鳥遊に負け気味だなこりゃ‥‥



「相変わらずみたいだね陽菜君は‥」


「振り回されているのか、振り回しているのか、判断に苦しむぞ?」


「どっちもどっち‥
雲母君だから、でも陽菜君も負けていなさそうだよ?」


「何時の間にか、楽しい社長室になったな‥
アイツの機嫌が良い顔が浮かぶぜ‥たくっ‥‥」


こっちが呆れている内に、時雨との話が終わったんだろう、保留音が切れた。



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