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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第33章 樹と天羽の悪巧みー秘書2課解散
「俺も‥樹部長とやってみたいです」
「だそうだ天羽、条件提示どうする?時雨に発破を掛けるか??」
「多分今でも、破格の提示はしているとは思うが‥
あまりやり過ぎると、時雨君が泣くよ樹?」
「アイツの困り顔も面白いからなぁ‥
こっちの噛み合いもあるが、向こうの受け入れもあるだろう、時雨に連絡して見るか‥‥」
「後輩弄りもほどほどに‥‥」
「わーてるよ」
樹部長がスマホを取り出しテーブルの上に‥
どうやらスピーカー通話で話をするよう。
だけど‥向こうと簡単に連絡が取れたんだ‥
緊張していた俺って何??
『・・・もしもし』
「よう時雨、竜崎と成宮の件だがな」
『その後の展開は如何でしょう?』
「飲むには飲むが、提示上げてくれんか?
これは俺からの頼み」
『はあ‥かなりの好提示を出している筈ですが‥』
「それでも平からやり直しだろ?
その分どうにかならんのか??」
『樹さんでも課長待遇でしたね?』
「俺や天羽は良いんだよ、巻き添えの2人には、出来る限りはやってやりたいんだ」
そんな考えだったんだ樹部長は‥
だから人が付いて来る、天羽専務すら樹部長にタメ口なのが、漸く分かった気がする。