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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第33章 樹と天羽の悪巧みー秘書2課解散



「秘書2課のスペースは?」


「全て整理して、会議室になる予定を立てている‥
消えるなら何1つ残す気は無い、俺が出来る最後の事だからな」


「そう、秘書2課解体の通達と共に、私達の退職も広まる事になる」


「だよな、もう日数も少ないんだ当たり前だ」


整理し終わったのか、樹は椅子に座り、見るのは窓の向こう・・



「・・・
見納めか‥あまりこの場所は使わなかったが、此処から見る景色は嫌いでは無かったんだよ」


「本当に後少しだね」


「ああ‥
これで‥‥良かったんだよ天羽、俺がやっていた事の方が間違い、そんな事は最初から分かっていたさ・・」


「そうだね、これで普通に戻ってくれれば、私達の退職も報われるかな?」


「多分な・・・」




この2日後、秘書2課解体の正式通達と、私と樹の退職が広まり、社内は多少騒動に。


そのどさくさに紛れ、樹は本当に秘書2課スペースを空にし、女性達も新たな部署に移動。


最後に樹は終わったという、晴れ晴れな顔をしていた‥
それが私がこの会社で、一番心に残った事・・



そして私・樹・竜崎・成宮は、悠久君の会社を去り‥
気分一新で、雲母君の会社へと転職を果たした・・・・・




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