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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第36章 ひとときの夢§おじさん‥だよ?ー天羽の夢ー
「・・・・・・・・」
・・・薄日??
ゆっくりと目を開ければ、明け方前の私のベッド‥
そして、居たであろう彼女の姿は‥‥‥無い‥‥‥‥
「・・くすっ‥
随分と良い夢を見たものだ・・・」
陽菜君と関係を持つ夢・・
多少は私の願望が、入っていたのかも知れない。
「良くて‥切ない夢だね・・・」
見た夢を思い出しながら、私はもう一度ベッドに転がった。
陽菜君は今頃フランスで、雲母君と共にいる筈‥
私も後からフランスへと行く予定だが、それは2人の結婚を祝う為・・
「・・・
あんな夢は・・無いよ・・・」
彼女が私に愛していると言う事は無い‥
私もまた、彼女に対しては静観‥ずっとそうして来た。
「だが‥樹の気持ちが少し分かった‥かな?」
樹は陽菜君と関係を持っている‥
そして‥樹が彼女を好ましいと思っていた事も承知済み。
女性に冷静な樹が、あんなに慌てたのは、初めて見たのだから・・
「もう一度眠れば、続きが見られるか‥
‥‥いや、止めとこう‥‥」
ベッドから起き、新しい1日の始まり‥
夢は・・夢のままで良い、夢くらいは私の自由だろう??

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