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第7章 縛りプレイｰ人事部長

・・・なんて言ったら、余計に反撃されるから止めとこう。



「で、唄姫‥
なんで俺のデスクの前に居るんだ？」


「そうそう！
私今日は常務とアフターなの‥
それを樹部長に報告に来ただけ‥じゃあねぇー」


「・・・
常務って‥社長の息子さんでしたよね樹部長？」


「ああそうだ」


だから軽やかステップで行っちゃったのかぁー
本当に玉の輿を狙ってる？唄姫さん？？


無理じゃね？
そう思うのは私だけ？？


どちらかと言えば、深夜さんの方が確立高そう‥
その前に常務の性格すら知らないです、はい。



「たくっ話が反れた‥
１８時３０分何時もの会議室、まあ本格的に縛られそうになったら抵抗しろ、それだけだ」


「それだけ！？
対応策とか無いんですか！？！？」


「無いな‥
セックス最中に男が入れるか馬鹿者」


「そんなぁ―」


私、ドンドン普通とかけ離れて行く‥
普通に好きな人と‥‥もう夢の話になって来たかも。


内心ビクビクしながら、それでも仕事だから仕方無く会議室に行く‥
樹部長が脅すから、余計に怖い。