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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第37章 みんなと一緒ー陽菜の思い描く形
「私の実家‥
あれはもう別でしょう?」
小鳥遊本宅を一緒にしないで!
私だって、あれは広過ぎると思っているんだから。
「陽菜ちゃんの実家?」
「ああ‥
敷地内に象小屋があったな、俺はかなり遊んで来たが‥‥」
「樹が象ね‥
意外に象使いになれそうだよ?」
「そんな事をしてたのか凪(ナギ)?」
うわぁ‥雲母と天羽さんの突っ込み‥
だけど象使いって何!?
「悪かったなっ!
暇と煙草吸いたさに、果物持って象と戯れていたんだっ!!」
「というより、象を飼っている家って‥」
「普通は考えられない、陽菜君の家はサーカスもやるのか?」
「違いますっ!
逆にサーカスで苛められていた象さんを、ママが引き取って一度だけショーに使ったの‥
それからはずっと、あの場所で自由にしてるよ象さんは‥‥」
「小鳥遊家でしたらありそうです」
時雨さんまで‥
そりゃ動物園が出来そうなほど、敷地は沢山あるけど、象さんだけは別なんだからね。