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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第37章 みんなと一緒ー陽菜の思い描く形
「凪!
陽菜もお前と同じ酒が欲しいとさ」
「はっ?
これ飲むのか??
甘いが度数は高いんだぞ!?」
「・・そうなの??」
「「知らなかったのかよ‥」」
えっ、何?
雲母と樹さん2人揃って??
「つか雲母、これ飲ませたのかっ!?」
「たまたまあったんでな‥
3本ほど一気に飲んで潰れてたな」
「そりゃ潰れるだろ‥
お前がバーボンストレートで飲むより度数が高いんだ、気付けよ‥‥」
「あん時は、すっかり忘れてたんだっ」
つまり私って、強いお酒を飲んで潰れた‥
だから次の日の記憶が曖昧だったんだ、今更分かったよ。
「で、飲むか?」
「え‥遠慮しとく‥‥」
分かったら、飲めないでしょう、そんな危ないお酒っ!
結局、時雨さんが選んでくれた、カクテルワインで妥協‥
みんなお酒の種類はバラバラなんだけど、その中で天羽さんと竜崎さんの日本酒のサシ飲みに、みんな驚き。
「意外にいけるね竜崎君?」
「いや専‥‥天羽さんもなかなか‥‥」
リビングの一角を占拠し、2人で飲む姿はめったに見れないでしょう?