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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第37章 みんなと一緒ー陽菜の思い描く形
それこそ本当に今更だ‥
確かに声は掛けたさ、だが無理やりという訳では無い、来たければ来れば良い‥その程度の心はあった。
時雨の人生だ、俺が全て決める訳にもいかんだろ??
「それでも‥
こうして堂々と、3人で飲めるのは良いものだね‥
今までは、コソコソ隠れるように集まっていた」
「特に天羽はな‥
俺は時々来ていたが、天羽が堂々と来る訳にもいかない‥俺と会う事も避けていたくらいだ、雲母は余計だろうよ」
「ああ、線は切れて無いとは思われていただろうが、付き合いはほぼ無い‥
そう持っていったのも確か、俺もなかなか会社には行かなかったしな、計画的に‥‥」
3人で話合い、計画的にバラバラに行動する事を選んだ‥
そして、時々集まっていたのが俺のマンション‥
セキュリティーがしっかりしているからバレにくい、それが理由だった。
「・・・
もう一度乾杯するか?
計画成功を祝って・・」
「良いなそれ‥」
「そうだね‥‥」
バカラの綺麗なグラスの音を立て、全てが終わった事を祝して乾杯。
約10年近く掛かった、壮大な計画成功を祝ってな・・・・・