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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第39章 怯える日々ー小鳥遊の呪縛



雲母叔父じゃないが、今の俺の心境も『雅楽代なんかクソ食らえ!』なんだ。


それに重役共は、俺に保険を掛けた‥
この会社と同クラスの、社長令嬢との見合い婚約を押し付け、俺に何かあれば婚約者の親に助けを求められるように、手を打たれたんだよ。


俺はもう逃げられない、この雅楽代の会社から‥
一生人形のように、見張られハリボテの社長を演じ続けなければいけない。


会社に関与したくなかった俺にも責任は‥ある‥
経営関係は、放置しっ放しだったという事実が、この悲劇をも生んだと、今は理解している。


親父は解任され、個人所有の土地不動産しか残らない‥
それでも、普通に過ごす一生分以上の資産はある筈だ。



(責任は‥‥俺か‥‥
何時かまた、秘書2課でも作るか??)


今じゃ無い何時か・・


ほとぼりが冷め、誰も見向きもしなくなった頃に・・


もう一度、やって見るのも悪くない・・


それまで俺が社長で居続けられたら、チャレンジしてみるか・・


先の長いホラ話にもなりそうだ・・・・・





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