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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第40章 振り回すさー樹の夢ー
「・・・あの・・・」
「・・・なんだよ?」
今、俺と陽菜は車の中‥
遅くなった陽菜を俺が送って行くと、半ば無理やり俺の車に乗せた。
陽菜はアフターは受けない、それは俺達秘書2課でも同じ事‥
同僚と仕事帰りに‥‥という事も一切無いのは全員知っている話。
「・・やっぱり電車で帰りますから、最寄り駅で降ろして貰えませんか?」
「・・・却下だっ・・・
今から電車に乗ったら、というより終電も終わってるのに、何時に家に着くんだよ‥
大人しく俺の車に乗ってろ」
「だけど、それじゃ樹部長が遅くなっちゃう」
「帰って寝るだけだ、気にしてないな‥
それとも‥‥付き合うか‥‥俺に‥‥‥」
「付き合う?
樹部長にですか??」
これは脈ありなのか?
陽菜は揺れている、俺にはそう見えるんだよ‥
俺の帰宅が遅くなるという理由で、陽菜を何処かに連れ込む‥
俺のテリトリー内に、陽菜が逃げられ無いように、囲ってしまおうか??
「そうだ‥‥
俺の帰る時間が遅くなるのが気になるんだったら、俺に付き合えよ陽菜?」
「・・・・・」
「そこは"はい"と言うもんだろ?
・・言えよ陽菜・・」
「・・・・・・はい」