この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第42章 雲母の馬鹿!ー俺様的新婚旅行
「・・・
そう言ってくれているんだ、一晩ありがたく使おうぜ陽菜?」
「本当に雲母って、適応力あり過ぎなんだから‥
一晩宜しくお願いします」
適応力というより判断力だろ?
今はこれが一番最善、そう判断したんだがな。
「私達は別場所泊まりになりますので、人通り中を説明して行きます」
そう応える仁科に案内され、セーフハウスの中を人通り説明して貰った。
リビング、ダイニング、ゲストルーム‥
何処も綺麗に手入れされていて、埃1つ落ちていない。
「ゲストルームはお好きに使って下さい」
「悠人、新婚旅行なんだから、此処はゲストルーム1つじゃないのかな?」
「そういうものですかね?」
「そういうものです、この手の感覚は抜けないんだからもう・・」
「はあ、まあ・・・」
美波さんに指摘され、困っている仁科というのも、意外に面白いなこれは。
「私達はこれで‥
ミュンヘンは観光名所が多いから楽しんでね陽菜ちゃん」
「はい美波さん!」
本当に2人は、分かれて別場所に行くよう‥
良いのかよ、こんな豪邸をアッサリ・・
だが、このセーフハウスを借りた事によって、予期せぬ事態になろうとは、俺達も貸した仁科達も微塵も思ってはいなかった。