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第43章 ドキドキ波乱の新婚旅行ｰ魅惑と誘惑のドイツ

「朝、悠人が言った筈です、私達は調教師と‥
こんな裏の世界もある‥私は受け入れましたが‥‥」


「・・・・・」


「世の中誘惑って多いですよね？
この行為も誘惑‥‥加虐と好奇心そして欲望、それを手を染めないで楽しむのが、ショーという名の誘惑なんです」


彼女の言う事は正しい。


世の中加虐嗜好が多い、上に立てば立つほど‥
それを変わりに魅せ好奇心を満たせてやる、此処はそんな世界・・



「こちらです、どうぞ‥」


廊下を歩き切った先にあった扉、美波さんは扉を開けて俺に中に入れと誘導。


中は普通の応接室風で、先ほどの欠片も存在していない。



「複雑でしょうが、悠人達が戻るまで此処で待っていて貰います」


「・・・
それで陽菜が助かると言うのか？」


「悠人のやる事に間違いは無い‥
陽菜ちゃんは、悠人が助け出します確実に‥‥」


「・・・もし俺が、此処から出て助けに行くといったらどうする？」


「申し訳無いですけど全力で止めます‥
こう見えますが、私は雲母さんより強いです」


「それは見て理解した」


俺では彼女に勝てない‥悔しいが‥
俺以上の大男を簡単にねじ伏せるんだ、俺などアッサリやられるだろうな。