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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第7章 縛りプレイー人事部長
「・・・
そういう事か・・・唄姫め・・・」
詳しく話し、漸く樹部長は納得してくれたみたい‥
でも、私の方は良い気分なんかじゃない、唄姫さんでも仲間の悪口‥それは私の本意じゃ無いもの。
「樹部長‥唄姫さんに何かするんですか?」
「・・・
いや、手を出せば余計に拗れるだろう‥
証拠でもあれば、キツく仕置きでもしてやるが、今のところそんな物も無い‥静観だな」
「・・そうですか・・」
樹部長は、脱ぎ捨てた私の制服を広い渡してくれた‥
私はそれを素早く着込み‥‥
「・・・
今日は帰ります、お疲れ様でした!」
一目散に樹部長が居る会議室を出て、帰り支度をして会社から出た。
こんなやり方、私の方が耐え切れ無かったみたい・・・・・
「余計な負担を掛けたか‥
知られれば大目玉だな」
まさか竜崎の一件は唄姫が発端だったとは‥
当時騒いでいたのは知っていたが、俺はその後を見過ごしてしまった。
「陽菜のやつ、怒りながら落ち込んでいた・・・」
あの性格だ、告げ口のようで嫌だったんだろう‥
強制した俺も悪かったが‥‥
「どうすれは‥解決出来るのか‥‥」
社内禁煙‥
籠もった苛々を煙草で発散させるべく、俺は社敷地内の喫煙所へと歩き出した・・・・・