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淫の館
第3章 目覚め
ただ、男だけは違った。
無言ではあったが、あからさまに私を見るという態度で、横に寝転び肘つきに頭を乗せて見上げてくる。
排泄している部分だけでなく体を舐め回すように見てくる。
裸に剥かれた下半身から、着物から、そして真っ赤になった顔まで見て、しっかりと目を合わせてきた。
私が堪らなくなり顔を背けると、クスッと笑い、まだ見続けてきた。
長い排尿がようやく終わりに差し掛かる。
ブルッと体が震えた。
「ずいぶん沢山出たようだな。見せてみろ。」