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淫の館
第9章 水の躾

そのまますぐに昼食になり、館主様と一緒に食べる。
今日は野菜の具沢山の味噌汁だった。
でも、そんなことはどうでもよく、何故、私の目の前で他の女性と交わるのか、
どうして私には手を出さないのかが気になって仕方ない。
気もそぞろに昼食を終え、部屋で用を足すように促されて、午後の曜日の躾が始まる。
水曜日、水にまつわる躾に気が重い。
案の定、床板が剥がされていた。
「着物を脱いで。」
私の足元に座る館主様に手を繋いで言われて断るすべもなかった。
クンクン…
鼻を鳴らして館主様が近づく。
「牝の匂いがするぞ。やはり清めが必要だな。」

