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淫の館
第10章 木の躾
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「サキ、ストッパーを外して中途半端にしてしまったな。今日は解禁日にしてやろう。
2つの穴を同時に埋めてもらって満たされなさい。
何本貪ってもいいから。」
館主様の言葉にようやく立ち上がり着物を整えたサキが、床に降りてから額を擦り付けてお辞儀をして、真っ赤な顔のまま部屋を出ていった。
「根はおとなしい質なのだが、反動が凄くてね。
夜までに何人腑抜けにされることやら…」
そんな風に言いながらも、館主様はサキの出ていった格子戸を愛おしそうにずっと見ていた。
私も皆のように愛されたい。
私の咎めは、私の性癖を見極めるほど抱いて、私だけの咎めをください。
私は俯いて言葉を胸にしまった。
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