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淫の館
第16章 水の躾 2週目

そして、館主様の言葉を私は自分に語られたものと受け止めていた。

『淫らな体を持つ者が集う館』

一番最初…
もう一月近く前になるが、館主様から言われた時は、私はそんなに淫らじゃないと否定していた。

だが今は、淫らな者が集うと言われてホッとしていた。

まともなsexは一月していない、だけど私は躾をも性感に置き換えてしまう淫らな者だと重々承知していた。

そして、躾のしきたりか何かの条件をクリアして、早く皆と同じようにsexを解禁して欲しいと望んでいた。

誘拐し監禁している館主様を憎んでいたのも忘れ、子に会えない寂しさよりも、抱かれない辛さが上回っていたのだ。

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