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淫の館
第17章 木の躾…2週目

視線だけでも蔑まれた気分になり恥ずかしかったが、
「まるで手なづけられた犬みたいだな。さしずめバター犬か?
ほれ、棒キャンディーはそんなに美味しいか?」
と、鼻で笑いながら言う。
「お、美味ひいれす。」
最初、言わされた感があったものの、言葉にしてしまえば頭の中にストンと落ちて馴染んでいく。
何が起こるかわからない毎日に私は麻痺してしまったのかもしれない。
何が…と言っても、淫らなことという共通点があり、生きるための最低限の食事や睡眠の他は、全てその事に費やしているのだから…

