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淫の館
第17章 木の躾…2週目

まだ、喉にセイギさんの味がしたまま膳の前に座る。
館主様はもう席についていた。
「午前の務めは終わったようだな。午後は躾の前に務めがあるぞ。」
「はい。いただきます。」
朝食は館主様の味がしたまま終えたが、気持ちが入っていたからか、今回は食事に集中出来た。
『快感を分かち合う。』
セイギさんの言葉が心に残っていた。
館主様も大勢の者に認められるよう業に励まなければならないと仰っていた。
女性たちが館主様を満足させられるぐらいに、私も業を磨かなければならないと思っていた。
「よし、食事も全て食べれたようだな。
務めが終わるまで待っているから。」
館主様に見送られて私は午後の務めに向かった。

