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淫の館
第24章 重鎮


まるで、本当に言葉の通じない犬の話をしているように、シュショウと呼ばれたお客様と館主様は会話する。

皆が館の為に総てを捧げて生活している。私も出来ることをしているだけ、それよりも他の女性より躾に時間がかかったことを知ることの方が気掛かりだった。

「もっと間近で見ていいかな?」

正面の重鎮でなく、側面から声がして、館主様の許可が出ると、わらわらと囲むように人の気配がした。

まだ直接触れられることも、声かけもなく、ただ、施された道具には触れていいのか、キャップや錘に触れてくる。

かなり間近で見られている。道具に喜んでいる姿を見られている。

体温しか感じない重鎮達に、蜜を溢れさせる淫らな私が喜んでいた。

まずは男性への奉仕を優先すること、
それは深く体に染み付いていた。

「ワシは、そろそろ充分だ。」

シュショウ様の声に隣の重鎮のところに引かれていく。
取り囲む体温も共に移動した。

「何でも新しいものを試す時は楽しみだね。」

二番目の重鎮も館主様に話しかける。

「まあ、試してみて良ければどうぞご贔屓に。」

館主様の女などと傲った気持ちを弟子たちに正されていなければ、この状態に動揺していたかもしれない。

私も、心持ちを新たに二番目のお客様に奉仕する。口内に迎え入れるのを待っていたのか、またワッと群がるように他のお客様が寄ってきた。

「せっかく元気にしてもらったのだからのぅ。」

シュショウと呼ばれる重鎮の声が背後からする。

私から溢れる蜜を絡めとるように、切っ先がグリップを周回したあと、ツプツプと後孔に押し当てられる。

ぅぁあっ、汚いです。

「汚くはないだろう。それより犬が喋ったぞ?」

ぅうううっ………

シュショウは話しながらも止めることなく腰を押し付けてくる。

グリップの圧の分キツく感じる中、すべてをそこに納めてしまった。

「シュショウ、ここの者たちは、外界に出ることはありません。口がきけても、ここでの事が、外に漏れる心配もございません。」

「そうだった、そうだったな。だから、この施設の中では、醜聞を恐れず好きなことが出来るんだな。」

「はい、シュショウは施設の表敬訪問にお見えになられて、患者の治療の様子を確認されているだけです。」

「そうだった。そうだった。ふむ、大分いい具合だぞ?」





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