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第7章 満開

「無理はしなくていいですよ。疲れているなら寝室で休みますか。」


ワタシは答えられないまま先生についていった。


ベッドの縁に腰掛ける先生、ワタシもその隣に腰掛けた。


優しく腕を回されてキスを交わす。

チュッと離れていく唇が恋しくて肩に手を伸ばす。

また唇が触れ、口づけが深くなっていく。

もうワタシは先生を拒むことが出来ずに身を任せる。

先生はワタシの背中を支えながらゆっくりベッドに寝かせた。

その先も優しい口づけが落とされる。

クチュ、チュパッ

互いが唇を貪る音だけが響く。静かなのにそこには愛が溢れていた。

体が先生を欲しがる。
先生は頬を押さえて口づけするだけで、どこも触れてこない。

ワタシの方が堪らなくなり、先生の着物の襟に指を這わせた。

「いいんですか。」

ワタシはコクリと頷いた。

それを確認して先生はブラウスのボタンに手をかける。

口づけを施されながらゆっくりとボタンを外される。
横向きで向かい合わせで口づけしながら、先生の手は下着の上から胸を包む。

ゆっくりと仰向けにされ先生に覆われる。先生の眼差しは、熱くワタシにあえて向けらていた。



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