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色絵
第8章 情画

先生が何に怒っているのかわからない。

手に持った帯締めの束でピシャリと腿を打たれる。

ひっ…

体が仰け反り乳房が揺れる。振動は快感に変わる。

先生が椅子の横にしゃがみ、腿と足首を纏めて縛る。ぐるぐる巻きにされて、折られた脚がぴったり着く。

反対も同じようにされ、ワタシは主人にされたことを思い出していた。

同じことなのに、何故こうも違うのか…

「わからないようなので、躾なければなりませんね。」

先生はまだ怒っている。

そして、足を縛り残った帯締めが左右に開かれ、椅子の後ろに引かれる。

前で秘部を隠すように爪先を座面に掛けていたが、引っ張られて開かれる。

ぐぐっと引かれた脚は閉じられず、座面の角に踵をつけることになる。

更に膝を開かれ、たわまないよう帯締めを引かれ、それも手首の縛りに結ばれたようだ。


ワタシの脚は和式で用を足すより広く開かれてしまう。

「これで最後ですから…」


先生はそういって太筆をワタシの口に横にくわえさせる。

「もちろん、落とさず、噛み痕をつけたりしないでくださいね。」

そういって先生はワタシの前に椅子を置いて腰掛けられた。


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