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色絵
第8章 情画
何度、波が砕けるのをやり過ごしたろうか、全身が震えだし、すべてが性感帯に変わる時がきた。
脳内が危険信号を発し絶頂により解放されるよう命令するのだ。
ゆっくりとすべての口の挿入を外す。
ふへっ…
貴女の体が最後の衝撃を期待して弛緩する。
そこを逃さず、3ヶ所同時に一気に貫くと、
ビクビクビクっ
感電したように貴女がのたうち回る。
ギチギチと帯締めが軋む。
痙攣の最中に軽く抜き、また深く衝くと、新たな雷が貴女を貫く。
また次を見計らい衝く。
もうギリギリまで昇りつめた貴女は声すら出ない。
快感の限界まで体を開くだけになる。
焦点が定まらないまま、涎を垂れ流し、快感の嵐と弛緩の世界を漂っている。
あと何回だろう…
体の反応だけを頼りに、衝く。痙攣は激しくなり、弛緩のタイミングがなくなる。
ズブッ…ズンズンズンっ
貴女の限界を感じ最後の衝撃を送り、そのまま中に居続ける。
最後の雷鳴に貴女はショートし、感電した衝撃が僕をも貫く。
至福の時を味わう…
貴女の脳内はショートして過ぎた快感から逃避した。