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色絵
第8章 情画

意識を失った貴女から全てを取り出して立ち上がり、限界を超えたたぎりを放つ。

白濁が宙を舞い貴女の乳房に飛び散った。

脱力した貴女は帯締めに寄りかかっている。

痕にならないよう縄目を急いで解いていく。

膝下と脇に腕を通して横抱きにし、貴女を寝室につれていき休ませる。


痕にはなっていなかった。そして体を熱いタオルで拭き綺麗にする。

貴女はきっと中に欲しかっただろうが、
僕が貴女を苦しめたり傷つけたくない。

貴女を悲しませたくなくて、また失神させてしまう。貴女の寝顔が幸せそうなのでほっとした。


カチャ…

ドアが動く。
貴女がぐっすり寝ているのを確認して、開かれたドアから廊下にでる。


「部屋にいなさい。」


アトリエの片付けをして寝室に戻る。
そろそろ貴女を帰さなければならない時間…

髪を撫で口づけして目を覚まさせた。


「今日は帰ったらゆっくりお風呂に入るとよいですよ。体に無理させたから…」

こうして貴女を帰らせた。


宝物は、僕の趣向も性癖も受け入れてくれた。


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