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色絵
第8章 情画
「今でも売られているらしいですけどね。
これは、骨董品として保管されていたものなんですよ。
効能がそのぶん強いかもしれませんね。
貴女の反応が変わるまで、昨日のご主人とのことを聞かせてもらいましょうか。」
「えっ…」
「僕も嫉妬してしまうんですよ。
貴女は元々ご主人のものなのにね。
日中長く一緒に居ると、夜の時間だけ、ご主人に預けている気分になる。
貴女がどんな風に抱かれているのか…
勝手に酷い抱かれ方をしていると思い込んでいるだけで、
実は凄く愛し合っているんじゃないか…とね。
何より羨ましいのは、貴女と一緒に眠れることです。」