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色絵
第9章 猫
「先生…
確かに昨日主人に抱かれました。
でも、そこには愛はありませんでした。」
「どんな風にコトに及ぶのですか。」
「普段は早く寝室に来るように、と言われることが合図みたいな感じです。
暗闇の中でいきなり入れてきて、勝手に果てて、1人でシャワーを浴びて寝てしまうのです。」
「普段ということは昨日は違ったのですね。」
「はい、食器を洗っていて、ワタシのお尻が誘っていると言って、いきなり後ろから入って来ました。
台に乗せられ、物のように出し入れに使われただけです。」
「どうして強く打たれたのでしょう。」
「足が付かないせいだと思うのですが締まりが悪い、叩くとよく締まると叩き続けました。
ワタシその辺からおかしくなったんです。
先生と思い込もうとか、色々考えて」
「僕の代わりと思うのは構いませんよ。」
「結局、気が乗らないと口で奉仕するよう言われ勝手に放っていなくなりました。」
「随分酷い扱いですね。僕ならそんなことしないのに。」
「でも、妊娠の心配がないだけ良かったと思ってます。」
「そうですね。後で僕がたっぷり愛して差し上げます。」