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色絵
第10章 狂い咲き
もう外に居ることは忘れてしまったようで、腰を揺らし尻を振りながら鞭を待つ。
ピッシーン…
少し強めに長く打つ。
っヒぃぃぃ…
くぐもったヨガリ声が出て、尻を引いて貴女がよろめく。
「だらしない、立って居られないなら、さるすべりに掴まって、しっかり尻を突きだしなさい。」
っぅは…
貴女は直ぐに幹に掴まり、グッと腰を直角にし尻を出す。
顔を幹につけ体を斜めにしてこちらを窺う。
恥をかなぐり捨てて欲を貪る雌の姿を紙に移す。
ピシン…ピッシーン…
ング…ン…イィ…
さるすべりの滑らかな幹に顔を擦り付け、腰を振り蜜の糸を垂らしながら貴女は喜び続ける。
留目を下す。
近づいて股間を通り乳房に渡るまで鞭を打ち込めば、
イグ…イグゥ
控えめに悶えながら貴女は潮を噴き出した。
ガクガクと震え崩れ落ちそうな貴女の腰を支え、
幹を掴む手を縛って幹に括り、足を大きく開かせてやはり木の根元を回して縛りつける。
これなら失神しても括られていて崩れ落ちることはない。
逆に逃げることも出来ないが…
「もうここまで堕ちてしまったら、人間失格ですね。
でも敢えて訊きましょう。今、何が欲しいですか?」