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色絵
第11章 無花果

「貴女が此所に一晩中飾られるようになってから、
僕は此所でこうやって、欲を吐き出してね。
自分から沙絵を求めないように努めていたんですよ。

相意でないとはいえ、今頃ご主人に抱かれているんじゃなかろうか…
嫉妬に狂いながらね。」

先生が激しく手を動かす。鈴口から蜜が溢れ、肉茎を伝い始める。

ワタシの鈴と鐘も鳴りっ放しで、蜜が座面から溢れそうだった。


「僕は貴女を裸にして早く自分のモノにしたいと思うのに、貴女は気づかずにこれだけの色香で誘うんだ。本当に罪な人だ。」

チリリン…カランカラン…

フグッ…ングッ…ングッ…

ピシャァァァ…

「おや、イってしまったようですね。
潮も噴きましたか…
でも、足りないでしょう。」

先生は座面の蜜と潮の混じった液体を掬って舐めて離れていった。


「薬の効果は長く続きますからね。遠慮なく可愛いがってください。

百合も、あの雨が無ければ完成しなかったでしょうね」

んんん…

潮まで噴いたのにワタシの熱は収まらなかった。
先生が遠くで話している気がする。


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