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色絵
第11章 無花果

ピシッ…

棒で乳房を叩かれる。
着物の上からなのに全身に快感が走る。

見たくない二人の姿の筈が、あまりの美しさに、淫靡な行為に、ワタシは蜜を溢れさせていたのだ。

「貴女の先生にね。簡単な命令をしたの。

貴女と先生が愛し合うのは構わない。

沙絵とお父様、どちらもサディストなの。だからこうやって交代で虐められ役をやるんだけどね。

本質が違うから、二人が満足することはないの。

そこでね。貴女達が自由に愛し合う代わりに、三人でsexしましょう、真性のマゾヒズムの貴女をなぶって、私達を満足させて欲しいのよ。

それをしていいとお父様が奴隷らしく言えたら、この手を放してあげると言ってるんだけど…

意外に強情なのよね。

いずみさんからも、先生が言いやすくなるように言ってあげて?


ワタシは私達の奴隷になりますって…」

沙絵さんが棒でワタシの顎をしゃくりあげる。


「嫌です。sexは遊びじゃありません。」

ワタシは力を込めて言った。

「ふん、つまらないこと言うわね。sexと愛って無関係のものよ。愛してなくても気持ち良くなれるのよ。
いいわ、先生が狂っていくの見てなさいよ。」
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