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色絵
第11章 無花果
「お父様…いずみさんはお父様を助けてくれないみたいよ。

今からいっぱい気持ち良くなりましょうね。
アレを始めるわよ。」

「うん、気持ちいいの好きです。沙絵様…どうぞお願いいたします。」

腰を振り、壊れた笑みを浮かべていた先生が沙絵さんに答えた。

「うふふ…だいぶ良い子になってきたわね。
壊れて、沙絵に虐められないと勃たない体に躾てあげるからね。」

「気持ちいいの好き、沙絵様…早くお願いします。」

ワタシはどうしたらいいかわからない。先生は、今、射精したいという一つの欲望しかないのだ。

沙絵さんが先生をくわえ上手に口淫を施す。

ジュプ…ジュルル…

んあ…気持ちいい…沙絵様っ…イキますっ…

沙絵さんが一瞬指を緩め、また締める。

っ出るっ出るっ…

口を放して、大きく開いた口内に数滴迸りが飛ぶ。

「残念ね…まだ精液の味はしないわ。」

もっと…出させてくださいっ

沙絵さんは今までの正の字と対照に朱を入れた。

「空イキの数より多くなるように、小分けに出していくルールだったでしょう?」

ピシッ…

いっ…イキますっ…

「良かったわね。出せる回数も増えたわよ。」

左の字が増やされる。
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