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色絵
第11章 無花果

っおぇっ…

家に戻り水を飲んでも吐き気がする。

体が怠い。

ワタシはそのままソファーに倒れこんだ。


翌日も怠く、何かを口にするともどしてしまう。

先生のことを考えると吐き気がする。

数日間寝込み、思い出すと気持ち悪くなるので、先生のことを考えないようにして寝る。


こうして、ワタシは屋敷から、先生から遠退いていったのだ。




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