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色絵
第6章 開花
反対側の膝上に置かれた先生の手だけで充分に快感なのに、筆で擽られる。
内ももをクルクル円を描いて筆が遊ぶ。
ワタシは無駄な抵抗は辞めて快感に身を投じた。
「好きでしょう?筆…」
僕は自分の手の甲で筆を回してみせる。貴女は否定しないで僕を見上げる。それは加虐心を煽る。
立ち上がり、筆をもう一度内ももにくねらす、着物のあるギリギリまで。
ふぁあああっ…
カタンと椅子が音を立て貴女は仰け反って悦んだ。
次は臍から胸の谷間を擽り丘を上る、はみ出した乳輪を攻める。着物に隠れる乳首を擦る。
アッ…アッ…ックゥっ
筆の動きに合わせて貴女は鳴き続けた。
「声は描けないからね。思い切り感じて鳴きなさい。」
筆先を押し返すほど硬く勃起した乳首が着物を持ち上げて、襟は不自然なカーブを描く。
構っていない方の乳首まで、僕を誘い込むように主張していた。
「こっちも弄って欲しいですか?」
乳房から着物までをやわやわと焦らす。
「ぅぁ…っせんせぇ…そっちもお願いしますぅ」
貴女は僕を見つめ、ホロリと涙を溢れさせて哀願した。