この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
色絵
第6章 開花

1時間余りで下絵は完成した。着物の入り組みが少ない分描きやすかった。

「休憩にしましょうか。」

一時も僕から視線を反らさなかった貴女は疲れているだろう。

括られたままの貴女に苺を食べさせた。

噎せて果汁が溢れる。
指でなぞって口に戻す。

貴女はその指を口に含んだ。


「誘惑に負けてもいいですか?」

見上げる貴女の唇に自分の唇を重ねた。

貴女と苺の香りが混じって甘酸っぱい。驚いた表情ではあったが、貴女は僕を受け入れた。

苺をもう1つ口に入れて、貴女の唇を食む。唇が薄く開かれたので舌を侵入させた。

トロンとした瞳が瞼で隠されていった。
貴女の舌と苺を転がして味わう。

味覚も絵には表現できないな…そんなことを思いながら、たっぷり堪能した。

唇を離すと貴女は苺を咀嚼する。
もう一度口づけし、舌をかき混ぜる。

舌を絡め、吸いとり潰れた苺を絡めとった。

フッぁ…

苺を与えては咀嚼させ分けあいながら食べる。貴女はずっと目を閉じたままだった。

「もう少しですから頑張りましょう。」

僕は絵に戻った。貴女は物欲しそうな虚ろな目で僕を見ていた。



/385ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ