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色絵
第6章 開花

しばらくして下絵が完成する。絵にはカバーを掛ける。

「お疲れ様…明日からは色付けになりますよ。」

帯をほどこうとすると、

「先生…辛いです。」

「辞めますか?」

「このまま帰るのは辛いです。牡丹を構ってください。」

「それは…」

「休憩の時のように、牡丹を弄ってください。」

貴女は涙を流した。


ほどくのをやめて肩を抱き、顎を持ち上げて僕の方を向かせる。
貴女はそっと目を閉じた。
唇を合わせるとすぐに開いて侵入を許す。
唇を食んだり舌を吸い上げて口内を蹂躙する。
長い口づけのあと唇を離すと、2人の間に銀糸が渡った。


「先生…もっと…」

口づけを再開し、顎を食み首筋を舐めて、胸の谷間に舌を下ろす。

っはぁ…ぁぁ…

貴女は待ちかねた快感に飛びつくように悦ぶ。

願望通り谷間の下側に舌を伸ばして触れ、舌で谷間を上っていく。

柔らかい乳房が頬に当たる。舌を横に動かして乳房を揺らす。

貴女はずっと鳴いていた。

帯で上下を縛られて突き出る乳房を間近で見る。
舌で舐め上げ唇で食んで柔らかさを体感した。


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