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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第46章 もうこの関係も終わりにしたい
まさか父親が?…いや、それはいくらなんでもあり得ないだろう。

それにしても猟奇的な殺人事件だ、格闘技経験者が疑われるのも無理はない。

でもどうやって3人の命を奪うんだろ。

オレも少しは格闘技をかじっていたけど、いくら相手が素人とはいえ、3人相手に次々と関節を外して絞殺するって一人では無理だろう。

しかも部屋には荒らされた形跡がほとんど無いらしい。

場所もここから割りと近い場所だ。

…いやな世の中だな、こんな無惨な殺され方をされるなんて。


するとガチャっと部屋のドアが開き、酒に酔った母親が半裸のようなランジェリー姿で入ってきた。

いつも思うのだが、そういうのはどこで購入してくるんだろう。

胸と股間が露になってランジェリーと言えないだろう。

白のスケスケのベビードールにガーターベルト。

いつも家の中ではこんな格好だ…

「そんな格好してよく風邪引かないよな」

もう秋も深まりつつある季節で全裸と大して変わらないようなランジェリー姿でウロウロしている。

「だって最近、亮輔が構ってくれないんだも~ん」

甘えるような口調でオレの背中にピタッと身体を擦り寄せてきた。

「また例の彼女とLINEばっかしてるの?」

背中越しにスマホを覗きこむ。

「そんなんじゃないよ。ついこの前、ここから少し離れた場所で殺人事件があったんだって。
しかも全員身体中の関節を外されて絞殺されたらしい」

オレはその記事を母親に見せた。

「ふーん…」

母親は一通り事件の内容を見た後、スマホをベッドにひょいと投げた。

「ねぇ、亮輔…そんな事より久々にしない?」

オレは椅子に座ったまま、母親が足の間に跪くような形で、オレのズボンとパンツを下ろした。

「いつ見ても逞しいオチンチンよね…」


下半身が露になり、いつものように肉棒を咥えてくる。


…もうそろそろこの関係も終わりにしないと。


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