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寝取られ妻 2
第4章 シーン 4
 大輔はあたしを他の男に奪われるのではないかと言う不安、あたしの愛情がなくなるのではと言う恐怖、言い知れぬほどの嫉妬、そういった感情の中に身を委ねて身を焦がすほどの快楽を感じている。その嫉妬の気持ちが強ければ強いほどそこから抜け出せない麻薬的な愉悦に浸る。あたしを北上さんに犯させた時はその行為を見て興奮していた。最初に風間さんに身を委ねた時には背後にその気配を感じ、別室に移っても漏れ聞こえる喘ぎ声に興奮していた。先日はバスルームでの行為に殆ど聞き取れない微かな音や声に想像を巡らせて昂ぶっていた。次第に直接あたしが犯されている光景を目にしなくても、妄想の中で興奮して昂ぶっていくようになって来ている。勿論直接見る方が興奮するのだろうが、そうでなくても嫉妬に苛まれる情景を想像するだけで昂ぶる事が可能なのだ。
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