パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 シーン　7

　全てあたしの望んだとおりになった。あたしは夫と愛人、二人のパートナーを持つことになった。なぜか大輔とのセックスでの快感も戻ってきた。
　しかし、あたしは二人に嘘をついている。快楽はどれほど刺激的であっても続けるとマンネリになる。だから男性は他の女を求める。逆に女性も例外ではない。数限りないバリエーションがあるように見えるあたしと大輔と風間さんの関係もやがてもっと魅惑的な新しいファクターが必要になってくる。もっともそれを望むのはあたしの方が先だろうけれど。
それがいつ訪れるかは今は分からない。不安もあるけれど、その欲望に逆らう事は出来ない。その時が来たら、あたしはまた新しい快楽の奴隷になる。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完