この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
寝取られ妻 2
第6章 シーン 6
「風間とは絶交しようと思う。」
大輔がそう言いだしたのは風間さんと逢った翌々日だった。
仕事から帰って夕食の支度をしている時に帰って来た大輔は、言いずらそうにしてあたしに言った。
「そう。」
何気ない風を装っていながら、あたしの心は千々に乱れている。意外だった。一昨日の会話の状況から、多分だけれど、大輔はある程度の事実、風間さんを騙していた事を含めて話をして、このままの関係を続ける方向に持って行くつもりだったような気がしていた。
大輔はあたしが風間さんに抱かれた状況を聞きながら昂ぶっていく様は、通常では考えられない程だった。あの快楽を黙って失うとは思わなかった。大輔だけではない、あたしにとってもあの快感が過去のものとなって、あたしの両手から砂がこぼれるように失われていくのだ。
「じゃあ、あたしはもう風間さんに抱かれなくて良いのね。」
「そう言う事だ。」
風間さんに会わないようにしようと言いだしたのはあたしだ。けれどその後の大輔との性行為に快感を感じなくなった時から、その選択肢はあたしの中にはなかった。あの快感を失うことが出来るだろうか?
大輔がそう言いだしたのは風間さんと逢った翌々日だった。
仕事から帰って夕食の支度をしている時に帰って来た大輔は、言いずらそうにしてあたしに言った。
「そう。」
何気ない風を装っていながら、あたしの心は千々に乱れている。意外だった。一昨日の会話の状況から、多分だけれど、大輔はある程度の事実、風間さんを騙していた事を含めて話をして、このままの関係を続ける方向に持って行くつもりだったような気がしていた。
大輔はあたしが風間さんに抱かれた状況を聞きながら昂ぶっていく様は、通常では考えられない程だった。あの快楽を黙って失うとは思わなかった。大輔だけではない、あたしにとってもあの快感が過去のものとなって、あたしの両手から砂がこぼれるように失われていくのだ。
「じゃあ、あたしはもう風間さんに抱かれなくて良いのね。」
「そう言う事だ。」
風間さんに会わないようにしようと言いだしたのはあたしだ。けれどその後の大輔との性行為に快感を感じなくなった時から、その選択肢はあたしの中にはなかった。あの快感を失うことが出来るだろうか?